FXにおいてストップ注文は基本中の基本です

2020年3月24日

私の経験上、FXにおいて常に勝ち続ける事はかなり難しく、時には負ける事もあります。ただ、FXで継続的に稼ぐためには

●勝ちトレードの利益を増やす
●負けトレードの損失を抑える

という事が前提条件になり、特に負けトレードの損失を抑える事はかなり重要になってきます。

というのも、いくら勝ちトレードで利益を得たとしても、1回の負けトレードでの損失が大きい場合には、今までの勝ちトレードでの利益を失ってしまう可能性があるのです。そのため、FXでは、

●ストップ注文

がかなり重要になってきますが、FXを行っている方の中にはこのストップ注文を入れずにどんどんと損失が膨らんでしまう方がいるため、そういった方はFXで継続的に稼ぐ事は難しいと言わざるを得ません。

ストップ注文とは

このストップ注文は別名損切り注文とも呼ばれており、FXにおいては損失を確定させるための注文になります。損失を確定させるため、中にはこのストップ注文を入れない方がいるようですが、

●FXにおいてストップ注文を入れる事は基本中の基本

になっているため、必ず入れる必要があるのです。FXでは予期せぬ動きが起こる可能性があり、そういった場合には自分の予想とは反対に動くケースがあるため、ストップ注文を入れておかないとどんどん損失が膨らんでしまう可能性があります。

FXを行っていると、どうしても利益に目が行きがちですが、実は損失を抑える事こそがFXで継続的な利益を得る事が出来るのです。そのため、保有しているポジションには必ずストップ注文を入れておく必要があります。

FXではストップ注文が重要になりますが、ポジションを持った後に為替チャートを眺めながらストップ注文を入れる場合、冷静な判断が出来ない可能性があるためあまりお勧めすることは出来ません。

それは、いざポジションを持ってしまうと、為替チャートの動きに一喜一憂してしまい、

●もう少し待てば反転するだろう
●もう少しで利益が出そうだ

などというように、本来のトレード手法とはかけ離れた判断を行う可能性があるからです。

そして、本来考えていたストップ注文の位置とは全く異なる箇所にストップ注文を入れてしまう、またはそのまま様子を見てしまう事にもなり兼ねません。

その結果、本来の位置にストップ注文を入れておけば損失を最低限に抑える事が出来たものの、ストップ注文の位置をずらした事によって大きな損失を出してしまう事になってしまうのです。

そのため、このストップ注文の位置は各種指標による分析結果や為替チャートの動きなどを参考にして、ポジションを持つ前に考えておく必要があります。

先程も解説しましたが、このストップ注文はポジションを持つ前に考えておいて下さい。そして、ポジションを持ったらすぐに入れて下さい。

この理由も、先程解説した通り、ポジションを持っている状態だと、冷静に為替相場の流れを読む事が出来なくなる可能性があるからです。

FXでは、取引に必要な証拠金が残っていれば、例え1度負けたとしてもその後取り返す事が出来ますが、証拠金が無くなってしまったらそのチャンスも無くなってしまいます。

そして、このストップ注文は取引に重要な証拠金を残すためには必須となっているため、ポジションを持ったら必ずストップ注文を入れて下さい。このストップ注文は、あなたの大事な証拠金を守ってくれる、重要な注文方法になります。