口座開設は国内FXまたは海外FXのどちらが良いのか?
FXでは、国内または海外に数多くあるFX会社に口座を開設して、開設した口座に証拠金を入金する事によって取引を行う事が可能になります。
そのため、まずは国内または海外どちらのFX会社に口座を開設するのか?を決めた上で、今度は国内のどの会社、または海外のどの会社という流れで口座開設を行う事になります。
ただ、国内FXには国内FXの良いところがあり、海外FXには海外FXの良いところがあるため、どちらのFX会社に口座開設を行えば良いのか?迷っている方もいると思います。
そこで、この記事では国内FXと海外FXそれぞれの違いについて解説していきます。この両者の違いが分かれば、どちらのFX会社に口座開設を行えば良いのか?が分かると思います。
国内FXと海外FXの違い
ここからは、国内FXと海外FX両方のFX会社に口座開設している私の経験を元にして、国内FXと海外FXの違いについて解説していきます。国内FXか海外FXかを迷っている方は、口座開設の参考にしてみて下さい。
国内FXは金融庁の規制を受けます
金融庁とは、その名の通り銀行やFX、株式など金融に関わる機関を監視するための政府機関となっており、国内FX会社はこの金融庁の規制を受ける事になります。
そして、金融庁が施行する各種法律の規制を受けるため、厳重な顧客資金管理やレバレッジ管理など、国内FXでは私たちがFXを行う上で重要な規制を受けており、FXの特徴でもあるレバレッジについては最大25倍(個人)に規制されています。
ただ、海外FXについては、金融庁の規制を受ける事が無いため、最大レバレッジは各海外FX会社の裁量次第となっており、最大レバレッジ888倍や1,000倍という海外FX会社もあります。
最大レバレッジが違います
国内FXの最大レバレッジは25倍ですが、海外FXの最大レバレッジは100倍では少ない方で、中には500倍や1,000倍の会社もあります。
もっとも、いきなり最大レバレッジ500倍や1,000倍でFXを行ってしまうと、あっという間に大きな損失を出してしまう可能性があるため、最初は低レバレッジから始めて徐々にレバレッジを上げていく方法が望ましいです。
ただ、国内FXよりも海外FXの方が小資金でも稼げる可能性が高くなっています。
取引システムが違います
大抵の国内FXの取引システムは、自社開発または系列会社が開発しており、色々と使いやすい画面構成や機能があるため、特にFX初心者には使いやすくなっています。
これに対して、海外FXの取引システムはMetaTrader(以下MT)を使っており、このMTは世界標準の取引システムとなっている事から、色々なカスタマイズが可能です。
そのため、国内FXはFX初心者~中級者向き、海外FXはFX中級者~上級者向きと言えます。
資金管理が違います
国内FXでは、金融庁の規制を受けているため、全社で完全信託保全となっているのに対して、海外FXでは信託保全となっている会社が多くなっています。
そのため、資金管理に関しては、国内FX>海外FXとなっているのが現状です。
利益に掛かる税金が違います
株式と同じ金融取引商品のFXでは、1年間で得た利益に対して確定申告にて税金を支払う必要があります。ただ、国内FXと海外FXとではその税金を扱いが違っており、
●国内FX→申告分離課税で一律20%
●海外FX→総合課税(雑所得)→所得金額によって異なる
となっています。つまり、国内FXではFXで得た利益の税金は一律20%となっていますが、海外FXで得た利益については、1年間の所得金額に応じてその割合が異なっています。
まとめ
国内FXと海外FXとでは、
●最大レバレッジの違い
●取引システムの違い
●資金管理の違い
●利益に掛かる税金の違い
など、いくつかの違いがあるため、今後FXを行っていく上で自分にはどちらのFX会社に口座を開設したら良いのか?について塾考する必要があります。
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