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FX取引で必要な専門用語はこの4つ

FX専門用語

FXは金融取引商品となっているため、そこにはいくつかの専門用語が存在しています。もっとも、これはFXに限らず他の金融商品や他ジャンルの商品でも同様です。

そのため、私たちトレーダーにとっては、取引で必要になる専門用語は必ず事前に覚えて、そして理解しておく必要があります。

ただ、FXの専門用語は数多くあるため、一体どの専門用語を覚えたら良いのか?が分からないという方も多いと思いますので、この記事では

●FX取引で必要な専門用語

について解説します。まずFX取引では、当記事で解説する専門用語さえ理解しておけば問題ありません。

FX取引で必要な専門用語

FX取引必要な専門用語ですが、それは下記の4つになります。

●レバレッジ
●スプレッド
●スワップ
●スリッページ

これからFXを始める方にとっては、何だか良く分からない用語だと思いますが、FX取引ではこれらの専門用語は必ず覚えておく必要があるのです。

レバレッジ

当ブログのTOP記事内でも出てきましたが、このレバレッジとはてこの原理の事であり、このレバレッジを使う事によって、少ない資金でもより大きな金額での取引が可能になります。

 

 

そのため、FXではこのレバレッジの掛け方がとても重要になって来るのです。レバレッジが低ければそれなりの利益になりますが、レバレッジを高くすればするほどより多くの利益を稼ぐ事が可能になります。

ただ、FXを始めたばかりの方がいきなり高レバレッジで取引してしまうと、高レバレッジに慣れていないため為替相場の動きに付いていけない可能性が高くなってしまいます。

その結果、いきなりFXで大きな損失を出してしまう可能性があるため、最初は低レバレッジで様子を見ながら始める事をお勧めします。そして、そのレバレッジに慣れてきたら少しずつレバレッジを上げていく流れの方が良いです。

スプレッド

こんぼスプレッドですが、簡単に言えばFX取引の際に掛かる取引手数料になります。FX会社では口座開設手数料や口座維持手数料が無料となっている会社がほとんどですが、このスプレッドによって取引手数料を取っています。

例えば、とある通貨ペアの価格表示が

●売り→110.000円
●買い→110.120円

となっている場合、この差は0.120円となり、この0.120円がこの通貨におけるスプレッドになります。(0.120円→1.2pips)

そのため、この通貨ペアで利益を得るためには、110.120円で買っているため、為替レートが110.121円以上になる必要があります。

 

このように、FXではこの通貨を買った時点で、すでに-1.2pipsとなっているため、この1.2pipsが取引手数料としてFX会社に入る事になります。

そして、このスプレッドが大きければ大きいほど、取引手数料も増えてしまうため、FXではスプレッドが低い通貨を選んだ方が良いです。

スワップ

FXでは、スワップ目的で取引を行っている方もいると思いますが、このスワップとは各通貨ごとの金利差になります。金利差になるため、通貨ペアによっては毎日一定の利息を得る事が可能です。

例えば、現在日本円は超低金利となっていますが、日本円と比べ南アフリカランドやNZドルなどは高金利となっているため、低金利の日本円を売って南アフリカランドを買えば毎日利息を得る事が可能です。(ZAR/JPY)

ただ、このスワップには注意すべきことがあり、予想外の為替変動によって毎日受け取っているスワップの金額よりも大きな損失が出た場合には、せっかくのスワップが無駄になってしまう可能性があるため、定期的な相場のチェックが必要になります。

スリッページ

このスリッページとは、注文した為替レートでは注文が成立せずに、この注文とは異なった為替レートで注文が成立してしまう現象の事です。

基本的に、FXでは注文した為替レートで成立しますが、為替相場に急激な動きが発生した場合、FX会社の取引システムが正常に作動せず注文が滑って成立してしまう事があり、この事をスリッページと呼んでいるのです。

そして、このスリッページではほとんどの場合、不利なレートで注文が成立してしまうため、FX会社を選ぶ際にはあまりスリッページが起きない会社を選ぶ必要があります。

まとめ

今回の記事で解説した4つのFX専門用語は、これからFX取引を行っていく際には、必ず出てくる用語となっているため、FXを始める前には必ずその意味を理解しておいて下さい。